マスメディア広告万能の時代は終わった
2008年06月24日

「広告批評(マドラ出版)」が来年の4月の30周年記念号を最後に休刊する。
テレビに代わり、ウェブ広告が広がる今、「このへんでひとつの区切りをつけたい」という。
ストレートに書くとテレビCM全盛の時代はインターネット広告の勢いに前に音もたてずに崩れ落ちた。
これはマスメディア広告が万能の時代が終焉を迎えたに等しい。
その背景にはメディアの多様化と視聴者の成熟があげられている。
テレビ広告は見たくなくても番組の間に差し込まれることによって見せられる。
これを「広告批評」の天野氏は「暴力性を内包しているメディア」だと言っている。
これに対してウェブ広告は能動的に見るメディアである。
ターゲティング広告と呼ばれるように興味のある人が選択してみることができる。
テレビCMは今後企業のオピニオン(挨拶)としての機能を伝えるしかなくなるのではないか
と同氏は言う。しかし、その冗長的なつながりも人間社会においてはとても大事だ。
一方ウェブ広告は完全にインフォメーションが先行している。
そこにクリエイティブな要素はまださほどなく、必要な情報をストレスなく手に入るように
広告が形成されている。
もしかしたら今後どんどんクリエイティブなものがでてくるのかもしれない。
しかし、ウェブ広告にはまだ世の中にはねかえるような広告がでてきていない。
例えばソフトバンクのCMのお父さんが犬だということはほとんどの人が知っているわけですが
そういう共通認識にまでつながるようなメディア力がウェブにはまだ乏しい。
もしかしたらそういう面ではモバイル広告のほうが力を持ってくるのかもしれない。
これからのメディア多様化はテレビCMも工夫してくるだろうし、ウェブもどんどんよくなってくると思う。
そういった意味では一つの時代が終わるというよりも新しい時代がどうなっていくのかわくわくしてしまう。
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カテゴリー:ITニュース
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